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🌿 感情のリリースを身体から~筋膜と感情の関係



● 筋膜(fascia)とは?

筋膜は筋肉を覆う白く薄い膜のような結合組織で、全身を立体的につなぐネットワークのようなもの。神経が豊富で、感覚・感情・ストレスとも深く関係しています。

● 感情の蓄積とは?

ストレスやトラウマ、抑え込んだ感情は、身体の特定の部位に“蓄積”されると言われています。たとえば…

感情

溜まりやすい部位

備考

怒り・恐れ

股関節、骨盤

安全や生存の感情と結びつく場所

悲しみ

胸、肺の周り

「胸が苦しい」感覚に通じる

緊張・不安

肩、首、背中

現代人が特に抱えやすい部位


このような感情のエネルギーは、動かすだけではなく、“感じてあげる”ことで解放されます。


 1. 解剖学・筋膜研究(現代西洋医学)に基づく視点

  • 筋膜(fascia)は、筋肉・内臓・骨・神経・血管など全身を包み込み、構造的につなげる白い薄い膜状の結合組織です。

  • トーマス・マイヤーズ氏の『アナトミー・トレイン(Anatomy Trains)』では、筋膜を**身体の張力バランスや動き、痛み、姿勢に関係する“テンセグリティ構造”**として捉えています。

  • 筋膜には豊富な神経終末があり、外部刺激や内部感覚(内受容感覚)に敏感で、感情やストレスが身体に現れるルートでもあると考えられています。

💡 テンセグリティ構造とは?

「Tensegrity(Tension + Integrity)」=「張力(tension)と統合性(integrity)のある構造」のこと。

 例:ワイヤーと棒でできた球体のような模型

  • 外からの力がどこか一箇所に集中せず、全体に均等に分散される構造。

  • 建築やデザイン、ロボット工学などでも使われている理論です。


🧍‍♀️ 人体におけるテンセグリティ(バイオテンセグリティ)

  • 私たちの体も、**骨(圧力を受けるパーツ)と筋膜・腱・筋肉(張力のパーツ)**によって成り立っているとされ、

  • どこか1ヶ所に緊張やゆがみが起きると、離れた部位にまで影響が出るのがこの仕組み。

  • 例えば:


    股関節の硬さが首のコリにつながる


    肩の感情的な緊張が腰痛として現れる


これは、筋膜が全身をネットワークのように包みながら、張力のバランスを保っているためです。


 2. 東洋医学・エネルギー的解釈(経絡・氣の流れ)

  • 東洋医学では、**身体の“気(エネルギー)”が通る道(経絡)**が全身に張り巡らされていると考えますが、これが筋膜のネットワークと一致すると捉える研究もあります。

  • 感情やトラウマが身体の特定の部位(例:胸、股関節)に**“溜まる”または“閉じ込められる”**という概念は、筋膜の緊張や癒着とリンクして説明されることがあります。

  • インドのアーユルヴェーダなども似たような考え方が見られますね。


 3. サイコソマティック(心身相関)理論

  • 「身体は心を映す鏡」とするボディ・マインド医学やサイコソマティック理論では、感情的な体験(怒り・悲しみ・トラウマ)が筋膜や特定部位に蓄積され、慢性的なコリや痛みになると説明されます。

  • 筋膜は「感情の記憶装置」のような存在として注目されています。


つまり、「筋膜は感情やストレスと関係する」という表現は、現代解剖学・神経科学的な知見に加え、東洋的な氣やエネルギー哲学・心理身体学的アプローチが統合された説明です。


次回はこの筋膜からのリリースをして感情を整え、毎日を軽やかに生きる方法をご紹介します。


🧠 エミッグ美津 | Mitsu Emig

・ニューヨーク拠点 認定ヒプノセラピスト/コーチ

・米ミシガン大学 ソーシャルワーク修士(MSW)

・ハーバード大学(旧ラドクリフ・カレッジ)マネジメント課程修了

・潜在意識の書き換えによって、感情と現実を変えるサポートをズームとマンハッタンのオフィスの対面で行っています。


📩 ご相談・体験セッションはこちらから

📞 +1-917-488-6175(日本語/英語OK)


 
 
 

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