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── 不安の正体と私たちの誤解


「不安」と聞くと、できれば感じたくないもの、取り除きたいもの、悪いもの――そんなイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?でも実は、不安という感情は「あなたを守ろうとしているサイン」でもあります。


不安は、本来、私たちが危険を回避するために備わっている自然な反応です。それは「命を守る」という、防衛本能に基づいたとても大切なものなのです。


聞いたことがあるかもしれませんが、私たちの身体は、遺伝子(DNA)の乗り物であるとも言われています。


私たちは「種を保存する」という絶対的な使命を帯びており、これはすべての生き物に共通する本能でもあります。


たとえば、昔の人間がライオンに出くわしたとき、体が「危ない!」と察知して逃げるように促したのが、不安や恐怖という感情の役割でした。

現代ではライオンこそいませんが、

  • 人間関係での緊張

  • 将来への心配

  • 失敗への恐れ

といった「見えないライオン」が、私たちを日々不安にさせます。


🌿 不安=悪ではない

ここで大切なのは、「不安=悪」ではないということです。むしろ不安があるからこそ、私たちは準備をしたり、危機を避けたりできるのです。


そしてもちろん、ライオンだって怖がっています。動物が一番攻撃的になるのは、危険を察知したとき、すなわち「怖い」と感じたときなのです。


不安は、恐怖の「子ども」のようなもの。だから不安を察知したら、こう思ってみましょう。

👉「これは、自分を守ろうとしているサインなんだ」

本当に恐怖を感じたときは、👉「私は生きている。そして生き続けたい」という、身体と心からの力強いサインなのです。

そしてそれは、まぎれもない真実です。


🧠 不安や恐怖を感じないと、どうなる?

想像してみてください。もし不安も恐怖も感じない人間がいたら…ライオンの前にも、車の前にも、平気で飛び出してしまうかもしれません。そして命を落とすのは、時間の問題です。


実際に、極めて稀ですが、先天的に「恐怖を感じない」障害を持って生まれる人もいます。その場合、行動認識療法などを使って「恐怖がなくても危険を回避できる方法」を身につける訓練が必要になります。


でも、あなたが不安を感じるのは正常な証拠なのです。不安や恐怖を感じるのは、心も身体も「ちゃんと機能している」からです。


不安との関係を変えてみませんか?

不安=悪という考え方は実は百害あって一利なしです。

次回は不安との関係を向上させるワークなどをご紹介します。



エミッグ美津 | Mitsu Emig

ニューヨーク拠点 認定ヒプノセラピスト・コーチ

米ミシガン大学 ソーシャルワーク修士(MSW)

ハーバード大学(ラドクリフ)マネジメント課程修了

Zoomまたはマンハッタンの対面セッションにて対応中普段は、潜在意識の書き換えによって感情と現実を変えるサポートを行っています。


📩 ご相談・お仕事のご依頼はこちらから→

📞 +1-917-488-6175(日本語OK)

X(旧Twitter)|https://x.com/mitsuhypnosisny


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