嫌な人を消す方法
- Mitsu Emig
- 9月9日
- 読了時間: 3分
「嫌な人を消す方法」という見出しを目にしたことはありませんか?もちろんこれは物騒な意味ではなく、生き方の問題についてのお話です。
嫌いが多いほど人生は難しくなる
これは間違いないことですが、嫌な人が多ければ多いほど人生は難しくなり、嫌いなことが多ければ多いほど生活は苦しくなります。
逆に言えば、すべての人を好きになり、すべてのことを楽しめるなら、毎日は驚くほど明るく楽しいものになるでしょう。
とはいえ現実はそう簡単ではありません。「あの人が嫌い」「こんなことはやりたくない」と思うことは誰にでもあります。
嫌なことを言われて一日中気分が悪い
何年経っても、どうしても許せない人がいる
こうした経験は、多くの人にあるのではないでしょうか。
ネガティブ感情が長引くとどうなるか
人間のネガティブな感情は自然に湧き上がるものなので、それ自体をゼロにすることはできません。しかし、それを長い間抱え続けることは、自分の心身に大きな悪影響を及ぼします。
さらに脳の仕組みから見ても、ネガティブな感情を強く持ち続けると、同じような出来事を引き寄せやすくなります。
これは「引き寄せの法則」というスピリチュアルな考え方だけでなく、脳科学の観点からも説明できます。
カラーバス効果とRASの働き
脳には カラーバス効果(Color Bath) という現象があります。「意識したことに関連する情報ばかりが目に入ってくる」というものです。
例えば、ある車種を買おうと思ったら街中でその車ばかり目につく、雑音の中でも自分の名前だけは聞き分けられる──こうした体験は誰しもあるでしょう。
これは脳幹にある RAS(網様体賦活系) の働きによるものです。RASは膨大な情報の中から「自分にとって重要」と認識したものだけを意識に上げるフィルターのような役割を果たします。
つまり、「嫌い」「許せない」という思いが強ければ強いほど、脳はそれに関連する出来事ばかりを拾い上げ、ますますネガティブな体験を重ねることになるのです。
因縁を抱えることのリスク
長い間、人に対してネガティブな感情を抱え続けると、心だけでなく体にもストレスが積み重なっていきます。「嫌い」や「許せない」という感情が強ければ強いほど、その人や出来事に自分の大切なエネルギーを奪われ続けてしまうのです。
次回に向けて
では、この悪循環からどうすれば抜け出せるのでしょうか。その答えは「意識の向け方」にあります。
具体的な解消法については、次回の記事でご紹介します。
エミッグ美津 | Mitsu Emig
ニューヨーク拠点 認定ヒプノセラピスト・コーチ
米ミシガン大学 ソーシャルワーク修士(MSW)
ハーバード大学(ラドクリフ)マネジメント課程修了
Zoomまたはマンハッタン対面セッション対応中
普段は、潜在意識の書き換えを通じて感情と現実を変えるサポートをしています。
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